1. ショート動画マーケティングが主流へ
近年、日本でもショート動画マーケティングが盛り上がりを見せています。これは、ショート動画がインターネットユーザーにとって手軽に楽しめるコンテンツであることや、企業にとっては多大なプロモーション効果を得られることから、企業側が積極的にSNS上でショート動画を作成・公開するようになったためです。特に注目を浴びているのが、ユーザー数1000万人を突破した日本のSNSマーケティング会社「マツダ家の日常」です。当社はYouTubeチャンネルにてショート動画の制作・公開を行い、視聴者から高い評価を得ています。
2. ショート動画を活用したサービス提供の新たな動き
そんな中、多くの企業がショート動画を活用したマーケティングに乗り出す中、新たなサービスが幾つも展開されています。「ドラマみたいだ」を運営するstudio15株式会社は、フォロワー数6万人、1ヶ月で1000万再生を突破した人気アカウントを活用したパッケージプランの提供を開始しました。加えて、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム『toridori』も、CV測定可能な再生課金型の新サービス『toridori views(トリドリビューズ)β版』の提供を開始。これらの新サービスは、ショート動画マーケティングの可能性を更に引き出すことでしょう。
3. 地域や海外向けといったショート動画マーケティングの展開
また、ショート動画マーケティングは地域に根差した形でも展開されています。地域スーパーの店員がショート動画を活用し、開店前の早朝にショート動画の撮影を行うことで地域への情報発信を行っている事例があります。更には、四国の食文化をアピールする観光プロモーション動画を公開する動きや、ベトナム・ハノイのグルメ情報を配信するYouTubeチャンネルがリリースされるなど、地域活性化や海外向けのプロモーションにも利用されつつあります。
4. ショート動画が購買行動に与える意義
最後に、ショート動画がユーザーの購買行動にどのような影響を与えているのかも研究されています。日経クロストレンドによれば、ショート動画の視聴が購買に影響を与えることが調査で判明。5万円超の購入に繋がることもあるとのことです。これにより、ショート動画のマーケティング活動が単に視聴者を増やすだけでなく、実際の購買行動に直結する可能性があることが示されました。
以上、ショート動画のマーケティングがもたらす影響とその可能性について解説しました。今後も次々と生まれる新たな取り組みや展開が、ショート動画マーケティングの進化を促進することでしょう。
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